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なぜ戦争は伝わりやすく平和は伝わりにくいのか

なぜ戦争は伝わりやすく平和は伝わりにくいのか
ピースコミュニケーションという試み
伊藤剛著
光文社新書765

言葉のメモ
201ページ
かつての(アウシュビッツ)ミュージアムの館長は、数少ない収容体験者の一人だったが、重い歴史を背負って訪れたドイツ若者に対して、こんな言葉を投げかけたという。
君たちに戦争責任はない。でもそれを繰り返さない責任はある
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二十世紀と格闘した先人たち

二十世紀と格闘した先人たち
-一九〇〇年 アジア・アメリカの隆盛-
寺島実郎著
新潮文庫 て-10-2 平成27年9月1日発行

言葉のメモ

363ページ
そこで、私は哲学者・市井三郎の名著『歴史の進歩とはなにか』(岩波新書一九七一年)を思い出さずにはおれない。
 中略
歴史の進歩とは、「不条理な苦痛-自分の責任を問われる必要のないことから負わされる苦痛-を減らすこと」というのである。自分の運命を自分で決めることのできない不条理を制度的、システム的に減らすこと、その視点からすれば、人間の歴史は少しずつではあるが前進していることを確信できよう。

本当の戦争の話をしよう-世界の「対立」を仕切る-

なかなか知り得ないいくつかの対立の現場の実情と、これまでの歴史から今ある日本の特性(いくつかの現場で、対立する双方から持たれているイメージ=日本のブランドが共にマイナスではないことが多い)が描かれていた。

対立の現場を経験している方々からの発信を複数知ることで、短期・長期になすべきことが見えてきそうに思えた。少なくとも、築いてきたあるいは意図せず築かれてきたブランドを、自ら壊すようことだけは避けたい。

こんな刺激的な話を聞いてしまった高校生のその後の活躍を知りたいし、期待する。 本当の戦争の話をしよう: 世界の「対立」を仕切る

集団的自衛権

「集団的自衛権」の新聞記事の脇に添えられている
新聞の短い用語説明だけを読むと、
 国連憲章に規定された権利だから
 行使しない手は無い
との印象を持つかもしれません。

考え方の生い立ち・背景を知りはじめると、
日本国民が生きてゆくのに、その行使が得策とは考えにくい。

1)ブログ
内田樹の研究室
2014年03月16日赤旗日曜版のインタビュー
2012年09月14日「集団的自衛権と忠義なわんちゃんの下心について」

2)本
集団的自衛権とは何か
豊下楢彦著 岩波新書(新赤版)1081
2007年7月20日第1刷

第一次内閣のときの「俗説」に対する痛烈な反論。
今も、同じことだと思う。

<読書メモ>
・共通敵 はじめにiページ
 集団的自衛権は「共通敵」の設定を前提とする。

・みずからの敵が誰なのか はじめにiページ
 ドイツの政治学者カール・シュミットが「政治的なものの概念」(1932年)にて
 みずからの敵がだれなのか、だれに対して自分は戦ってよいのかについて、もしも他者の指示を受けるというのであれば、それはもはや、政治的に自由な国民ではなく、他の政治体制に編入され従属させられているのである

・国連憲章で武力行使を認めている3つの場合
 ①集団安全保障
  安全保障理事会の決定に基づいてとられる「軍事的措置」(42条)
  「平和に対する脅威、平和の破壊および侵略行為」の発生に対して。
  (仮想敵を想定していない)

 ②個別的自衛権の行使(安保理措置までの間)(51条)
  国連加盟国に対する武力攻撃が発生し、安保理が措置するまでの間に限り
  自国が攻撃された場合自衛。

 ③集団的自衛権(collective defense)の行使(安保理措置までの間)(51条)
  事前に想定された「敵」が同盟国を攻撃した場合に
  みずからが直接攻撃を受けていなくても
  武力を行使して「共同対処」する
  (仮想敵を想定する)
  ①の集団安全保障(collective security)とは概念が違う。

・定義「集団的自衛権」・・・日本での通説
 自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃をされていないにもかかわらず、実力を持って阻止すること

テーマ : 最近読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

推理小説

先週、「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を読み終えました。
100万部も売れると、アマゾンの書き込み書評らんには、賛否いろいろあり、自分の読後感と比べながら、それはそれで楽しめます。

ネットでお手軽に検索したら、多崎つくるくんの楽しみ方で、興味を引いたブログがありました。

推理小説としての読み方です。
ネタばれの内容ばかりなので、これから多崎つくるくんを読む方は、後にしたほうがよいです。
http://sonhakuhu23.hatenablog.com/entry/2013/04/28/144204

ブログでの推理を知ると、もう一度、多崎つくるくんを読み直して確認しようかと感じました。
小説を2回読んだことはありませんが、その気にさせるブログでした。
プロフィール
・思うこと、こころ動かされたこと。
・そもそも、あたりまえのこと
 を考えながら書いてゆきます。

さんじのぱぱ

Author:さんじのぱぱ

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