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レ ミゼラブル

ブルーレイディスクレンタルで5月3日に観た。
人生の複数のテーマを配役に割り振り全体としてジャン=バルジャンとの関わりで一つにしている壮大な物語なので、消化不良ながらも味わえた。
本も、ミュージカルも、あらすじも歴史も知らずに、この映画を観たという状況。
消化できていないおぼろげな部分が多いので、もう一回または何回か観たくなる。
キリストへの信仰があるのと無いのとでは受け取り方、感じて心に抱く想いがかなり違うだろう。
二つの世界の岐路に立たされる場面での高い場所のへりを歩くショットが印象的だった。ジャベールは現体制下での法の実執行側とジャン=バルジャンの世界のどちらの世界も選択できず死に到る。自殺は絶対にいけないと僕は確信しているが、どちらの選択肢も取れず一人で突き詰めてしまうと自ら終わりにせざるを得ないということは、例として理解するが、命を捨ててしまうのは肯定しにくい。こうして色々と考えさせるストーリーは、原作の力が大きいと思うがそれを映像にまとめた力・プロジェクトが凄い。
★★★★
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クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃

(ネタバレ注意)

ドラえもんが朝8時台の一回の上映のみで、子供を連れて見に行くには難しく、半ば仕方なしでしんちゃんにした。5月2日土曜日の14時の回、西新井。

サボテンが人をペロリと丸呑みする映像は、刺激が強すぎて(人が死ぬのは、クレヨンしんちゃんでは初めて見たことも影響していると思うが)、その後に出てくるギャグが面白いと頭ではわかっていても笑えなかった。
映画の最後には、サボテンが水にやられて、飲まれた人々がまだ消化されずに中から出て来られて助かり、ハッピーエンドなのだが、後味があまり良くなかった。

呑み込まれるのではなく、サボテンになってしまうぐらいの方がしんちゃん映画では良かったのではないかと家に帰ってから振り返った。
次回作は「死」を想起させない物語にして欲しい。

笑いは安心が前提であることが分かった。
★★
サボテンに飲み込まれなければ★★★

ホテル・ルワンダ

一つ前のブログに書いた「本当の戦争の話しを...」を読めばそこで紹介されているので見たくなるこの映画をレンタルDVDで観た。
★★★★

心を揺さぶらすのは、個別・具体の一人一人の人間の物語だ。主人公の家族が殺されそうになることに憤りを感じてハラハラ見る。実際の内戦では、そのハラハラの家族が何十万もあったのだ。
いつも思うが、何十万をひとまとめで語られると冷静に考えられるかもしれないが切迫感が少ない(だから残虐にもなってしまう)。映画のように、ある家族に焦点を当てて描くと、刺激的だが一面的な見方になる恐れがある。

1万人を救う

昨日の夕方東京FMを聴いて知りました。

レネ・ダイグナンさんの映画「自殺者1万人を救う戦い」の話題です。
1万人とはヨーロッパ(アイルランドだったか)では1/3減らせたので
日本での3万人の1/3の1万人は救おうという意味だそうです。

■約52分の映画です。映画のサイトから見られます。
駅のブルーライトの意味が分かりました。


■東京FMでの監督出演の放送は、ポッドキャストで聴けます。
2013年5月17日OnAir分です。


最近読んだ本で書かれていた次のことが大事だと考えています。
・住民が(既得権を有する有力者に左右されず)話し合いで地域の課題を解決し住みよい町にする仕組みを作る。
・近くの人が気軽に声を掛け合い、困っていたらできる範囲で手助けし合う。

テーマ : 社会問題
ジャンル : ニュース

おかえり、はやぶさ

松竹の「おかえり、はやぶさ」を、親子前売り券2000円を買ってから、3月18日に5歳の息子と3Dで見ました。

■さんじのぱぱがこの映画を見た状況
・競作の20世紀フォックス配給版『はやぶさ/HAYABUSA』や
 東映配給版『はやぶさ 遥かなる帰還』は見ていません。

・はやぶさや宇宙についても詳しくありません。イトカワを忘れていました。

・でも、映画は好きです。

■感想
 「佳作」より良い。
 何をするにも、詰まるところは人間がいかに力を出せるか、
 そして失敗する運命も引き受けなければならない厳しさ。

■おもいつくままにメモ
・なにより、タイトルが良い。
 映画のタイトルはもっと考えて決めるべき、と常日頃感じていました。
 この映画は、監督はじめ制作に関わったはやぶさへの思いが感じられます。
 映画を見ていると、「おかえり」と、頑張ったはやぶさ君を抱きしめて迎えたくなります。
 そして、映画のタイトルを唱えて、涙するのです。

・人生の厳しさ、プロジェクトマネージャーの責任
 火星探査「のぞみ」のプロジェクトマネージャー役の三浦友和さんが、
 失敗したプロジェクトマネージャーの苦悩を体からにじませていた。
 厳しさが映画に加わり、成功する難しさを失敗面からも表現して、引き立てていた。
 プロジェクトに関わった人々のことを思うと、
 プロマネは、映画の中の三浦友和さんのように静かに暮らして失敗を引き受けるしかないと納得する。

・次の世代の子どもたちへ
 国家予算をどのように配分するか。
 年金や社会保険の苦しさを引き合いに出して、宇宙にお金を使っている場合か?
 という、反対意見を随所に出しています。
 それに対する、この映画の反論は、明快です。
 「全ては、子どもたちのためです」と、さんじのぱぱは受けとめました。
 だから、三浦友和さん演じる失敗プロジェクトのマネージャーも、
 断り続けた講演を、子どもたちの未来のために、最後には了承したのです。

・加点主義
 はやぶさプロジェクトの難易度や性格から、自己評価は従来の減点方式でなく加点方式にします。
 と、はやぶさの広報が記者会見で述べた。
 映画の主張が出ています。

・オペレーター
 実際にはやぶさへコマンドを送るために操作卓のキーを叩くときの
 「にい、いち、○○」(○○はコマンド名)というかけ声が、何度となく出てきて印象的。
 地味なオペレーターもプロジェクトの一員として描かれていて良かったです。

・失敗を叩く風潮
 映画制作者のこの風潮に対する思いがここにも表れています。
 失敗したときにどうすれば良いか、予め決めておくことです。
 そうでなければ辛すぎます。
 ごまかさずに受け止めて、次に生かすのです。
 万全を尽くしたと捉えられるプロジェクトが失敗したならば、
 失敗から学ぶ姿勢を評価しなければ行けません。
 失敗した事実のみを過度に報道することに、何の意味があるか。
 これは、マスコミの表現に要因がありそう。
 (失敗を叩くニュースは売れると、マスコミが思っているのか)

・そもそも、ドキュメンタリー映画ではないのだ。
 だから、監督が「こんなところを見て欲しい」という思いで創造するのが映画。
  一方、ネット上の映画鑑賞者の評価コメントをざっと見ると、
 事実を無視して作りすぎ、もうドキュメントから映画を作らない方が良いのでは
 という、意見が書かれている。
  これは、映画なんだぞ!と、さんじのぱぱは言いたい。
 映画が好きなら分かると思うのだけれども。
 とってつけたような印象の筋書き部分があると、さんじのぱぱも感じたが
 映画は全体としてみるのが良く、部分部分をあげつらうのはあまり好きではない。

・初体験の3D
 目が疲れるという人がいるが、さんじのぱぱは意外に疲れませんでした。
 3Dを見せるための過度な遠近のショットが少ないのでしょう。
 宇宙の場面では、3Dが生きていました。
 地球での人間ドラマの場面でも違和感なく見られました。

・3Dメガネ
 3D料金に含まれているメガネ(持ち帰る)は、子供用は頭が大きめの子どもには小さい。
 めがねのつるが耳の上に強く当たって痛いと、5歳の息子が申しておりました。
 辛そうだったので、ちり紙を何回か折って、めがねのつる頭の間に挟んであげました。
 さんじのぱぱは、近眼+乱視のメガネなので、
 映画館の売店で300円払ってメガネのレンズに挟んで付けるタイプのフィルターを使いました。
 この場合、3D上乗せ料金が、たしか100円安くなったかと思います。
以上。

 

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

プロフィール
・思うこと、こころ動かされたこと。
・そもそも、あたりまえのこと
 を考えながら書いてゆきます。

さんじのぱぱ

Author:さんじのぱぱ

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