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「アーカイブズが社会を変える」と2012年8月15日の「余録」

半年ほど前に読んでいたのですが、
2012年8月15日の毎日新聞コラム「余録」を読んで思い出しました。

地味だが社会を変えるために必要な記録と管理・利用から連想したようです。

アーカイブズが社会を変える 公文書管理法と情報革命
松岡資明著 平凡社新書580
1208150001.jpg

98ページに
 「第二次大戦終結後に軍部を中心として大量の公文書が焼却されたことが記録保存軽視の傾向に拍車をかけたとされるが」とあります。

 余録では、玉音放送前夜の内田百閒(ひゃっけん)の日記から「夜8時過ぎ、火事だと声があり、市ヶ谷の大本営の後ろに火の手が見えた...何か焼き捨てているのではないか」と引用し、1945年8月14日午後からすでに始まっていた陸軍の文書焼却について書いている。

 昨日2012年8月14日22時のNHKスペシャル「戦場の軍法会議」でも、軍法会議での法務官の記録が消却されたが残っていた資料から番組を構成していた。
 (同日19時半からもNHKスペシャル「なでしこジャパン」があり、こっちが見れなかったのが残念)


■「アーカイブズが社会を変える」の読書メモ
・16ページ
 記録が無ければ歴史は語れない
 ☆さんじのぱぱメモ:現在を説明する過去がわからない→歴史を教訓にできない→将来の社会を変えにくい)

・122ページから
 1)車の両輪-2つそろって国民の知る権利を確保できる
   「公文書管理法」2011年4月施行・・・文書が無いとはじまらない
   「情報公開法」 2001年4月施行・・・公開しないと知り得ない 

 2)「公文書管理の在り方等に関する有識者会議」の最終報告書(2008年11月)から
   (「公文書管理法」の前提となった)
   <公文書の意義>
    ・共有財産
    ・知恵の宝庫
      ☆さんじのぱぱメモ:”知恵は知識の使いよう”
    ・知的資源
    ・民主主義の根幹を支える基本インフラ
    すなわち
    ・過去の公文書は教訓、現在の公文書は将来の国民への説明
     →過去・現在・将来と、『時を貫く』
 3)『時を貫く』
   有識者会議の中間報告をまとめる際に、上川陽子前衆議院議員が加えた文言
   「公文書管理法」の核心を突いた言葉。

・146ページ
 記録資料は系統的に整理すると新しい価値を生む

・181ページ
 研究資源の共有化システム(NIHUシステム)2008年4月発足
 →6機関が作成したデータベースの横断検索システム
   ①国立歴史民俗博物館
   ②国立民族学博物館
   ③国文学研究資料館
   ④国際日本文化研究センター
   ⑤総合地球環境学研究所
   ⑥国立国語研究所 

・183ページ
 京都大学「映像ステーション
 研究者の映像・音声・文字のデジタル公開化

・184ページ
 国立国会図書館の「デジタルアーカイブPORTA」
 →「国立国会図書館サーチ」に統合
 180を超すデータベースのポータルサイト

・181ページ
 ヨーロッパの「Europeana
  対
 Google

・193ページ
 日本では公文書には著作権がないとされる。
  ・内閣府は2010年5月、公文書管理法と著作権法との調整を文化庁に要望。
  ・文化審議会著作権分科会は2011年1月開催の第33回著作権分科会で
    公文書に含まれる著作物だけでなく
    外国から取得した文書
    個人や民間が寄贈した資料中の著作物
   についても、著作権を制限する規定を置くことが適当であると結論した。
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ジャンル : 本・雑誌

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