スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

新しい市場のつくりかた

新しい市場のつくりかた
 明日のための「余談の多い」経営学
三宅秀道著 
1301070133.jpg

読み終わって、ブログに読書メモを書こうとして2週間近く経ってしまった。
その間に、電車に広告が出初めた。
広告を出さずとも、静かに拡がってゆきそうな予感がしていた本です。

世のため人のために気を配って考えていれば、
きっと新しい商品・サービスを生み出す元となる問題を発明
だれも問題にしなかった新しい問題を解決するなかで
解決できた商品・サービスを利用する新しい生活と一緒に世の中に提供する、
そんな明るい希望のある未来を創造しようと、力と勇気の湧く新感覚に浸れる本でした。

デフレ脱却なら、新しい楽しい生活、生活の質を上げてくれる商品やサービスを生み出すことが先決だと感じました。

これ欲しい。
使ってみて大満足。嬉しくなる。助かる。
これは新しい!なるほど。
と思える商品・サービスなら、納得して払って買う。
欲しくなる商品の価値→文化の創造とは何かを考えさせられた本です。


■前書きから
・著者は、中小ベンチャー企業を15年で千社近くを歩いて調べ、
 得た知見から著者の考えを広げるなかで
 大企業との縁が拡がり、その事例も研究してきたとのことです。

・商品になぜ価値があるのか。
 価値の創造=新市場の創造の鍵は、
 新しい生活習慣や価値観、つまり文化の開発であることがわかってくる。
 それを掘り下げたのが本書。

■さんじのぱぱのまとめ
こうなるといいなぁというしあわせのイメージや希望を抱いていて、
現実とのギャップから問題を発明・開発できたとき
(既にある問題を探して発見したのではなく、理想と現実のギャップから今まで無かった問題を発明したとき)
それを解決した商品は、
多くの人々にとっていままでなかったしあわせを感じることができる。
その商品は、その新しいしあわせを実現した唯一の商品なので
その価値観のなかでは競争相手のいない新しい市場をつくる
その問題を解決した後の生活・社会は、新しい文化・価値になっている。
新しい文化・価値観と一緒に商品・サービスを提供する。
新しい文化・価値観・生活習慣は、いったんはじまるとなかなか無くならない。
従い、その商品・サービスは優位に立てる。
価格や技術の競争だけではない。

自然科学での探求のように既にある疑問・問題を探して解決するのではなく、
いままで無かった問題を発明・開発することから始める。
それには、お節介なくらいにジェントルな優しさから生まれる
他者への共感性
が必要。
それは、この人は困っているようだと日頃の気配りから気づき、
今まで問題にしなかったあらたな問題を発明し、
こうすればいいのでは?これができれば楽になれるのでは?
と、解決する商品・サービスをつくる。
その新しい商品・サービスを利用した新しい生活習慣・文化を創造し
生活習慣・文化を含めた全体で商品・サービスを提供する。
それが新しい市場をつくり出す。

■メモ
メモしたいページが沢山ありましたが、本の書き写しになってしまいますので、一部にします。

・新しい市場を作るには4つのハードルがある。
 1)問題を発見(開発)できるか
 2)新しいしあわせの価値観が普及するか
   (多くの人が理解して受け入れてくれるしあわせのイメージか)
 3)問題を解決した商品が実際に使える環境が整っているか
 4)問題を技術的に解決できるか

・P327
 「商品企画」の戦略とは、新企画で社会を変えるくらいの行為です。
 社会に需要が潜在している商品をつくろうというのではなく、
 新企画商品を受容する社会そのものもセットで形作ろう、という意図がある。
 そういう視点からのパフォーマンスを考えて社会に働きかけよう、
 という「大局観」を持って企画から開発、生産の流れに事業努力を落とし込んでゆきます。

・競争相手と敵の違い
 ガス会社・ガス機器会社同士は競争相手。
 電力会社・電気機器会社は、ガス会社・ガス機器会社にとって、本当の敵。
 こちらの敵を相手に考えると、あらたな争点が浮かびやすい。

・P227
  社会でどのような制度があり、そこにどのようなサービスがあり
 それを支えるどのような商品があれば私たちはしあわせになれるかといった
 ビジョンを持つべきと言うこと。
  そのビジョンに同意しない人からそれは陰謀だと言われても、
 こうした社会の将来についての陰謀と陰謀が切磋琢磨することが
 社会の可能性を広げるのでは無いでしょうか。
  阪急の小林、IBMのワトソン、二人とも企業組織のトップとして
 「しあわせのための陰謀」を練る作業の先頭に立っていたのだと思います。
 読者の皆さんの属する組織のトップは、それを行っているでしょうか。
 行っているようでしたら頼もしいことです。
 そうでないようなら、たとえば、本書のこのページを開いて
 トップの机の上にそっと置いておくのも手かも
しれません。

 
スポンサーサイト

テーマ : 最近読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール
・思うこと、こころ動かされたこと。
・そもそも、あたりまえのこと
 を考えながら書いてゆきます。

さんじのぱぱ

Author:さんじのぱぱ

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。