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奪われる日本の森 外資が水資源を狙ってる

「奪われる日本の森 外資が水資源を狙ってる」は、
毎日新聞の書評で知って読みました。
注文が殺到したのか、Amazonで約1月後に届きました。

一部は
・2009年6月 日経ビジネスオンライン
 「しのびよる外資、林業ブームの死角」→記事検索し読めます。
・2010年1月 エコノミスト
 「日本の水源林を守れ」
に発表されているものだそうです。
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飲める淡水は地球規模では貴重な資源ですから、
海底油田のように地下水を汲み上げられてはたまりません。

にじのぱぱなりに要約しました。
          ↓
-------------------------------------------------
木も山も底値と見ている外国資本の企業が、
伐採(その後に植林しない)・水資源・CO2吸収権取引用・企業CSRを動機として、
特に淡水は、地球規模で見ると限られた貴重な天然資源であることに目をつけ
農地法のような規制のない山の林地を対象に
外国人でも最終処分権を得られる日本の土地所有権利の強さに(驚きながらも)乗じて、
山ごと買ってくれと言う林業に疲弊した所有者から
買い進めている動きがある。

これに対抗するために、
水という生命の源を含めた国土資源(土地・水・緑)が失われる危機意識を持ち、
1951年から進めている林地の地籍調査の未了分(52%)を完了させて境界線を確定し、
公開された取引市場、取引報告義務、取引規制、などの法整備を行い、
林地を手放さなくても回ってゆく産業に再生させなければならない。

また、地上の水(河川・湖沼等)は配分ルールがあるが、
地下の水には配分ルールが無いため、土地所有者が自由に揚水し利用できる現実に対して、
地下水は私の水でなく、公の水として保全・監視・利用調整のルールが必要。

さらに、森を搾取し破壊し尽くす畑作牧畜民の市場原理主義の文化でなく、
生命の連鎖を大切にして自然と共生し森を守り、利他・慈悲の心持つ穏やかな社会により
1万年以上も持続型の循環社会を維持した縄文人の稲作漁撈の文化を誇りに思い・生かして
祖先が残してくれた美しい森を子々孫々に伝える責務を、今を生きる我々は感じなければならない。
-------------------------------------------------
ということだそうです。

また、週刊誌の記事のような刺激的な事象がいくつか報告されています。
1例として、
中国の上流階級向けに(購入したマンションの内装用に)
・・・中国の高級マンションはコンクリートむき出しのまま販売され入居者が好みで内装するそうです
木曽桧を20万立方メートル欲しい。伐採や運搬用の中国人を差し向けても良い
との話が持ち込まれ、二桁も違う数字に、木材業界が反応できなかったとのこと。


記載されている事象が、事実か否かは読む人の判断ですが、
話半分にしても、後悔先に立たずです。

本には、超党派の国会議員・学者・市民からなる「水制度改革国民会議」などの動きも書かれています。(152ページ)

無頓着ではすまされないことを承知しながらも、
行方を注目するしかできないのです。にじのぱぱとしては。
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ジャンル : 本・雑誌

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林業の明治維新

本物さんから、きました。


水は、原油よりも高価で、しかも、日本ならタダで手に入る。

そういう国際的価値感覚を持たないと、こういうことになりますが、いまの林業業界にはまだまだのようです。

日本国を意識します

日向さん。はじめまして。
そして、にじのぱぱ日記に訪問いただき、ありがとうございます。

にじのぱぱは、政治的に右寄りではありませんが、
国土の保全・維持のため、
また、地球の中で、他の国と衝突を避けて
平和に生きてゆくためには、
早めの手だてが必要だという気持ちになりました。
また、過激に傾かないような冷静な「自国の意識」が大事だと思いました。
プロフィール
・思うこと、こころ動かされたこと。
・そもそも、あたりまえのこと
 を考えながら書いてゆきます。

さんじのぱぱ

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